赤ちゃんの頭のかたち外来

診療科・部門

診療内容・特色

赤ちゃんの頭の形をキレイに治す「赤ちゃんの頭の形」外来のご案内

「形が少し歪んでいるかも?」「後頭部が絶壁になっている?」「自然に治るのかしら?」など、保護者様の心配のタネになることも多い赤ちゃんの頭の形。生後4ヶ月~6ヶ月であれば治療できることをご存知ですか?

当院では頭蓋変形へのトータルケアを目指して、2025年8月から「赤ちゃんの頭の形」外来を開設しました。

わが国では従来、「自然に治るもの」「放っておいて良い」と言われ続けておりました。現在では積極的に治療を行うようになり、国内でもヘルメットによる治療を行う施設が増加しております。当院では、国内の会社で作製したヘルメットを用いて、小児科医師が赤ちゃんの頭の形の治療を行っております。お子様の頭の形でお悩みがあれば、一度、受診されてみてはいかがでしょうか。

適応となるお子さま

頭の形のゆがみ(短頭症《絶壁頭》・斜頭症など)

斜頭度が中等症以上、または短頭度が軽症以上の基準を満たし、位置的頭蓋変形が見られる乳幼児が対象となります。

斜頭
向きぐせや斜頸のある赤ちゃんによく見られます。
  • 頭頂からみると、平行四辺形に見えることがあります。
  • 耳の左右差があることがあります。
短頭
仰向け寝の時間が長い赤ちゃんによく見られます。
  • よく絶壁と表現されます。
  • 頭の前後の長さが通常より短いのが特徴です。
長頭
NICUで数ヶ月過ごした赤ちゃんに見られるといわれています。
  • 保育器内で横向きの姿勢をとることが多いからといわれています。

病的変形である頭蓋骨縫合早期癒合症、小頭症、水頭症はヘルメット療法の対象外です。

医師の診断をもとに、計測・視診・触診などで、ヘルメット治療が必要かどうかを判断します。

頭のゆがみの原因が、病的要因ではないことを確認し、治療方針を決定します。

まずは、ご相談いただきたいと思います。

ヘルメット治療について

ヘルメット治療とは

向き癖などによる赤ちゃんの頭のかたちの変形に対して、ヘルメットを装着することで頭の形状を改善させる治療法です。

赤ちゃんの成長力を利用するため、頭に圧力をかけて形を変えるものではありません。

ヘルメット構造

シェル
樹脂系の硬い素材で作られており、目標形状に誘導する役割。
クッション
シェルと頭の緩衝材として機能し、肌トラブルを軽減する役割。
簡単に着脱可能。
バンド
ヘルメットを脱着する役割。
基本的に、治療中は一定位置でバンドを止めます。
突出部が成長したり、赤みが発生した際のサイズ調整や圧力調整弁としても機能します。
通気性
頭のかたちに応じてシェル、クッション全体に小さな通気口を配置。
クッションの一部には吸水・速乾性の高い素材を採用。

ヘルメットのデザイン

ヘルメット治療の流れと料金

保険診療

頭蓋変形の重症度を判定(各種計測)して、ヘルメット治療の適応を決めます。

自由診療(税込38万5000円)

  1. ヘルメット治療の希望を確認(同意書)
  2. 3Dスキャン、お支払い
  3. コンピューターによるデータ作製
  4. ヘルメットの作製
  5. ヘルメットのお渡し(スキャンから1週間後)
  6. ヘルメット装着および定期通院
  7. 3Dスキャンおよび効果判定(開始から5~6ヶ月後)

生後4~6ヶ月に治療開始し、だいたい1歳前後にヘルメット卒業です!

ヘルメット療法をご検討中の方へ

ヘルメット療法は、赤ちゃんの頭の形のゆがみを改善するために有効な選択肢の一つです。

早期の治療開始が効果を高める一方、費用負担や装着への不安などが生じる場合もあります。

まずは当院へお気軽にご相談ください。

専門医の診察を通じて、お子さまの状態に合った最適な治療方法をご提案いたします。

赤ちゃんの頭が気になるときは、お気軽にご相談下さい。

新潟白根総合病院 小児科外来
TEL. 025-372-2191
受付時間:月~金 8:30~11:30 13:00~16:00 ※予約制です