看護部

診療科・部門

看護部長挨拶

当院においては、平成29年9月1日に7対1看護体制を取得しました。患者様7名に対して看護師1名の配置により、今まで以上に安全で質の高い看護の提供に努めております。また、同年の10月1日より地域包括ケア病棟が開設となり、南区地域の救急医療を担いながら、患者さんが退院後にその人らしい生活が送れるよう、他職種と協働し在宅復帰に向けた支援を行っています。

大切な人を安心して任せられる病院であるために、患者さん、ご家族の方お一人おひとりを大切にしたおもいやりのある看護、きめ細やかな気配りの行きとどいた対応を常に心がけております。

看護部長 長岡 敦子

外来

~患者さんの声を大切に~

外来では18診療科の診察および各種検査を行っています。また、胃や大腸内視鏡下での治療や抗がん剤治療などの通院治療も行われています。看護師は、患者さん一人ひとりに、安全・安心で快適な環境を提供できるよう、きめ細やかな配慮を心がけています。複雑かつ多様化する通院治療に対応し、「より身近な医療の専門家」として患者さんを支援できるように、専門的な知識や技術の向上に努めています。お気づきの点がありましたら遠慮なくお申し出ください。

東棟3階病棟(45床)

~急性期、がん医療から緩和ケアまで~

東棟3階病棟は、ベッド数45床をもつ消化器外科・消化器内科を中心とした急性期疾患と、小児科の混合病棟です。疾患の適応に合わせて、内視鏡やカテーテルによる検査・治療、手術療法、化学療法、終末期の緩和療法等を行っております。治療を受ける患者様は、年々高齢化の傾向で、既往歴のある方も多いため、重症に陥りやすいこともあるので、手術後の異常の早期発見や、合併症の予防、安全かつスムーズな離床の促進に努めております。また、入院時から退院後の患者様の生活を見据え、在宅状況や、介護サービスについて、医師・看護師・MSW・リハビリスタッフ等の専門多職種と協動し、社会復帰や在宅に向けた退院支援、介護施設への入所等の調整を、患者様の個別性に合わせて継続的に行っております。

不安な気持ちを持つ患者様・患者ご家族様に寄り添いながら、安全で信頼される、心のこもった看護ケアが提供できるように、スタッフ皆で日々努力しております。

東棟4階病棟(45床)

~不安な気持ちに寄り添いながら~

東棟4階病棟は、急性期内科病棟として循環器、呼吸器、腎臓、脳神経、消化器疾患などの急性期の患者さんが入院される病棟です。急性期といっても診療科が幅広いため様々な病態の方々がいらっしゃいます。患者の病状だけでなく生活背景や心理面にも寄り添いながら、治療やリハビリが行えるよう支援いたします。急性期から慢性期まで幅広くかかわることができる専門職として知識、技術の向上に努めています。患者さん、御家族の方に信頼していただけるよう日々気を配るよう心がけています。「ここでよかった」と言っていただけるような看護ができる病棟を目指しています。

東棟5階・6階病棟(各病棟32床)

~多職種によるカンファレンスを実施しています~

東5階・6階病棟は、地域包括ケア病棟として全診療科の入院患者に対応しています。急性期の治療を終了後、すぐには在宅や施設へ移行するには不安のある患者さんに対し、在宅復帰に向けて診療・看護・リハビリを行うことを目的としています。入院中から退院後の生活を見据えて医師、看護師、リハビリスタッフ、ソーシャルワーカー協働での多職種によるカンファレンスを行い、退院調整・支援を行っています。家に帰ってからもその人らしく生活ができるよう、住み慣れた地域へ笑顔で帰っていけるように退院後の生活をイメージしながら患者様の生活を支えるをモットーに私たち看護スタッフは患者さんやご家族へ寄り添い看護をさせていただくことを目指しております。

手術室

~顔の見える手術室~

私たちは手術前・手術後に患者さんと面会させていただき、手術に対する不安が少しでも軽くなるようにお手伝いをしております。医師、手術室看護師、病棟看護師、外来看護師など多職種が連携し、手術が安全に実施されることが重要です。手術前の多職種ミーティングやカンファレンスを行い、患者さんにより安全に手術を受けていただけるよう最善の準備をして臨んでおります。患者さんのプライバシーに配慮し、病態・病状に合った安全で安心な看護を提供してゆきたいと思っています。

透析室

~安全・安心な透析療法と明るいスタッフ~

当透析室は、新潟白根総合病院西棟の4階にあります。地域の皆様の声や患者様の通院において利便性を高めたいという強い思いから1991年に開設されました。現在では、近隣の患者様を中心に100名近い方が通院されています。透析治療の1回にかかる時間は4時間から6時間必要であり、精神的・肉体的に負担の多い治療です。また、患者様ご自身のお仕事などの経済的な負担もあり、治療に対する不安は大きいものと思われ、私たちは患者様が声を掛けやすいように、一人ひとりに目配り・気配り・心配りを心がけています。安全で安心のできる治療と患者様の安楽生を考え、笑顔で明るく対応できるように努めています。