がん化学療法を受ける患者さんの安心につながるよう、患者さんやがん治療に関わる看護師の相談に応じたり指導を行ったりしています。教育担当副看護部長として外来も兼務し、院内のがん化学療法看護充実に向けたシステム作りにも取り組んでいます。
看護師紹介
診療科・部門
がん化学療法看護認定看護師
救急看護認定看護師
救急看護認定看護師とは何かと言いますと、救急医療ニーズにこたえて、救命技術から危機的状況にある患者及び家族への精神面の看護に至る幅広い救急看護領域の知識や技術に熟達し、的確な判断に基づいた確実な救命技術の実践や指導を行う看護師です。
また、救急医療には患者情報が乏しく患者の搬入が突然で病態の種類も多種多様にあるという特性があり、予測性、準備性、即応性を持った対応が求められます。このような状況の中、私一人でできることは限られていますので、医療にかかわるすべてのスタッフがチームとして活動し十分なコミュニケーションをとりながら協働して、適切でよりよい医療を提供していきます。
緩和ケア認定看護師
今年度、新潟県看護協会の緩和ケア認定看護師教育課程を受講し、日本看護協会が定める緩和ケア認定看護師の資格を取得することができました。
現在は、地域包括ケア病棟で勤務しております。身体の状態に関わらず外来・入院患者さんとそのご家族のがんによる痛みなどの様々なつらい症状、不安や気持ちのつらさ、そして生活上の心配事などを少しでも軽減し治療に取り組むことができるように、また、希望される日常の生活を過ごすことができるように多職種と協働し支援させていただきたいと思っています。
【松原】
私は、2019年7月に緩和ケア認定看護師資格を取得させていただきました。患者様、ご家族は様々な苦痛を抱え悩まれていると思います。緩和ケアとは、病気や病気の時期に関わらず、患者様とご家族の様々なつらい症状、気持ちのつらさ、生活上の心配事をお話ししていただくことで、どのようにしたら自分らしく生活できるのか共に考え支援させていただくケアです。
これから院内で緩和ケアの基盤を作るため、スタッフへのアドバイスや情報提供を行っていきます。また、患者様、ご家族がご自分だけで悩まれることなく、気軽にお話しできる環境を整えていきたいと考えています。しかし、まだ経験がなく、どのように当院の緩和ケアの基盤を作っていけばよいのか分からないのが現状です。ですが、患者様やご家族の気持ちに寄り添い、患者様が自分らしく過ごせる時間を少しでも多く持てるように努力していきたいと考えています。
【齋藤】